去勢・避妊手術について|すこやか動物病院 静岡市
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すこやか動物病院
〒422-8066
静岡市駿河区泉町5-7
駐車場完備
(※当院前の駐車場の他、契約駐車場もございます。)
TEL:054-202-0211
FAX:054-202-0213

去勢・避妊手術について

子供を産む予定がない犬や猫の場合、早期に去勢手術や避妊手術を行なうことで非常に大きな恩恵を受け、結果として長生きすることができます。
避妊手術や去勢手術による欠点はありますが、私が獣医師として日常診療していると避妊手術や去勢手術をしてさえいれば予防できる病気によく遭遇します。
以下に、去勢手術や避妊手術の参考にしていただけるよう、それぞれの利点と欠点を示しました。当院では手術に伴う欠点を克服するために最大限の努力をしています(欠点の項目を参照してください)。

利点

避妊手術(女の子)

  • 早期手術で乳腺腫瘍(犬の場合で50%、猫の場合で90%が悪性の癌)の発生率を抑えることができる。
  • 卵巣癌、卵巣のう腫、顆粒膜細胞腫などの卵巣疾患や、卵巣疾患に伴うホルモン異常による病気を予防できる。
  • 子宮蓄膿症、子宮水腫、子宮腫瘍などの子宮疾患や膣の平滑筋腫などを予防できる。
  • 犬の場合は、発情出血に伴う飼い主さんへの煩わしさがなくなる。
  • 猫の場合は、発情に伴う特有の鳴き声(さかり)がなくなる。

去勢手術(男の子)

  • 精巣腫瘍や精巣疾患に伴うホルモン異常による病気を予防できる。
  • 前立腺肥大、前立腺癌などの病気を予防できる。
  • 会陰ヘルニア、肛門周囲腺腫、肛門周囲腺癌などが予防できる。
  • 性格が穏やかになり、無駄吠えなどが軽減される。
  • マーキングやスプレー行動の改善が期待できる。

欠点

太りやすくなる

定期的に体重をチェックすることでその子にあった食事管理などを薦めさせていただきます。

全身麻酔によるリスク

手術の手技によって命に関わるということはありませんが、もしも命に関わるような副作用があるとすれば全身麻酔が考えられます。全身麻酔がより安全に行われよう手術前の血液検査を行い、異常が認められた場合は手術を延期します。
また、各種モニターを設置することでより麻酔が安全に行われるよう常に配慮しております。(各種モニターについてはこちらでご覧になれます。)

外科的処置が必要

(1)術後の痛みについて 当院では手術に伴う痛みを最小限するよう、手術前から痛み止めを使用しております。また、女の子では卵巣のみを摘出する卵巣摘出術を行なうことで、傷口を小さくして痛みを軽減しています。ほとんどの症例では手術後から食事ができ、犬では散歩が、そして猫ではじゃれることができるようになります。≪参照:当院のプーラちゃんの避妊手術経過 抜糸時(手術後10日)抜糸後10日
子宮疾患は卵巣のホルモンによって誘発されるので卵巣摘出術によって子宮疾患は起こらないことは証明されており、ごくまれに起こる術後の尿失禁の発生率の低下も期待できます。卵巣摘出術は、卵巣子宮摘出術に比べてあらゆる点で副作用が少ないことが証明され現在では世界的に推奨されている手術方法です。

(2)縫合糸の問題 縫合糸には様々な種類があります。最近では体内に残った糸と体質が合わないために様々な問題が報告されています。当院では超音波メスと吸収糸(時間がたつと体内で溶けてなくなってしまう糸)のみを使用することで体内に糸を残さない手術を行なっています。

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