(チェックボックスにしてありますので印刷をしてチェックしてみてください)
水 水は、人間用のミネラル・ウォーターなどを余分に置いておく。 最低3日分の飲料(体重1kgにつき100mlの飲み水が1日に必要。 腎臓病、心臓病あるいは内分泌疾患を抱えている動物は多くなることがあるので余裕を持つと良い)。 例) 10kg前後の犬の場合:100ml×10kg×3日分=3リットル。 例)ハムスターなどの小動物は1日100~150mlを給水器または皿に入れておけば十分と思われます。 | |
フード 約2週間分を準備しておきましょう(フードは高蛋白、高脂肪の物は劣化しやすいので注意してください。) ドライ・フードは必ず密閉した容器に保管し、新鮮さを保つために新しいものと取り替える。 (1つ余分に購入し、古いものを「使用」し、新たなフードを「保存用」にする)。 小動物も、ヒマワリの種やペレット等など、長期保存可能な乾燥タイプの餌を約2週間分以上保管する。 | |
容器(食事用の皿と水用の器) 特に水を無駄なく与えようとする際には適した容器が必要です。 | |
寝床 犬猫などの比較的大型な動物のためには毛布、古いシーツ、タオルなど。 小動物のためには新聞紙、ボロ布、寝床(または巣)になる物。 | |
排泄に関するもの トイレ砂、新聞紙、ペット用シート、ビニール袋など。 | |
救急箱(人間用と兼用でかまいませんが、ペット用を1つ用意しておくと便利) テープ、ガーゼ、消毒薬、ピンセット、はさみなど。 投薬中のペットを抱えている場合には、現在使用中の薬剤を入れておく必要があります | |
登録証(鑑札) …犬の場合 大勢の人間とともに避難しなければならない場合、犬に対して過敏な反応を示す人もいるかもしれないので、狂犬病の証明書(愛犬手帳)を同時に持っていくとよいでしょう。 | |
リード(綱) | |
首輪 必ず首輪をさせておくことが必要。 首輪に飼主の住所と電話番号がわかるものをつけておく。 電話番号は飼主以外に他府県在住の親戚あるいは友人の番号も書いておくとベスト。 はぐれてしまった動物が保護され飼主に連絡がつかない場合(被災地では電話はもちろん、家そのものがなくなっている場合もありえます)が考えられます。 | |
非難袋およびチェックリスト 上記のものをまとめて入れられるような袋。 袋には、ペットの写真を入れておくのがよいでしょう。 一緒にチェックリストを入れておくと便利でしょう。 | |
マイクロチップの装着 マイクロチップを装着することで、離れ離れになっても簡単にオーナーがわかります。 体内に埋め込む方法ですのでなくすことはありません。 ちょっと太い注射を首のあたりに注射します。 痛い思いをさせたくない場合は局所麻酔の使用や、全身麻酔や手術をする時に一緒に行うのもよいでしょう。 |
上記は物理的に準備するものですが、一刻も早く避難するために、そして家族の一員として避難所で過ごすためには以下のようなことが考えられます。
物理的な準備だけでなく、災害への保険としてこのようなしつけを考えてみてください。
いざという時にペットの命を左右するのはしつけの有無かもしれません。
ケージなどに入っていられるよう日頃から慣れさせる。 小型犬、猫、またその他の小動物は人間が避難する際にケージやバスケットに入れていかなければなりません。
避難そのものが一刻を争うので、ペットが素直にケージに入ってくれるかどうかはとても重要です。
避難所内において、ペットがおとなしくケージに入っていられるかどうかで、安全な避難所に留まることができるかどうかが決まるかもしれません。